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2024年の株主総会を開催しました(7/25)

2024.07.30

コロナ禍を経て、リアルな状態で通常総会を開催することができました。足元では、ウッドショック以降の原木価格の値上がりや、FITによる原木調達の逼迫、輸送にかかる軽油代の高騰など、乾燥チップの生産と供給にかかるコストが上昇しています。今後は、コスト削減に向けて、従来の重量売りから体積売りに変更することが検討されました。もちろん水分はきちんと計測したうえでの話ですが、これまでの供給実績をもとに重量から体積への変換係数をもとめ、それをもとに供給する形になりそうです。これにより、毎回の重量計測の手間と台貫秤までの往復運賃が削減できます。とはいえ、これらのコスト削減には限界があるため、今後は供給先を増やすことが不可欠です。脱炭素に向けて、化石ボイラからバイオマスボイラへの転換は有効ですから、必ず地域の需要はあるはずなので、引き続き、努力してまいりたいと考えております。